「その後の展開、そして終息」page 3/3


続けて、福岡伸一さんの『ロハスの思考』ソトコト新書 を読み、「LOHAS」という言葉をはじめて知りました。石鹸へ洗剤に、重曹にビネガーへ、掃除に洗濯に、料理に家事一般へとほどなく私の興味は広がっていきました。一人前の「重曹の人(ジュウソウイスト)」になりました。

炭酸水を使ってガラスを拭いたときの驚きは今も新鮮です。一点の曇りなきガラスは美しくさえありました。

毎年三月の声を聞くと、花粉症に悩まされる子どもたちが現れます。数日後に受験を控えた受験生にとっては一大事です。そんなとき、タイミングよく到着したメールマガジンの記事を読み、早速人体実験におよびました。「ティートゥリー」のエッセンシャルオイル(精油)を1〜2滴襟元につけると、鼻水がピタリと止まり、鼻が通りました。目先の受験が第一でしたので、なぜかは二の次でした。これに気をよくした私は蓄膿症の子にも試してみましたが、こちらは効果がありませんでした。

以来当塾では、「ティートゥリー」のエッセンシャルオイルは受験の友となっています。受験期には出費がかさみます。結構いいお値段がついています。

一通りのことが身につくと、私のお掃除熱は、中核だけを残して、しだいに終息していきました。が、終わりは次の狂騒曲のはじまりでもありました。

多忙な生き方をしております!!

「重曹生活のススメ」