「納竿(のうかん)」


「納竿(のうかん)」
2015/11/09

立冬の日の昨日、「納竿」することに決め、今 釣り道具を片づけています。「納竿(のうかん)」とは、誰が言いはじめたのか、ドキリとさせられますよね。釣り道具をそのまま元の鞘に納めるわけにもいかず、拭いたり、バラしたり、オイルをスプレーしたり、グリスを塗布したりと、結構手間のかかる作業です。池干しという突然の惨事で幕を閉じ、来シーズンのアテもないままの納竿には、やり切れなさがつのりますが、釣り道具と戯れるのは、それはそれで楽しくもあり、釣り文学の書とともに、来たる冬を楽しみたいと思っています。